性指導員のお仕事6 生意気にも塩対応かましてきたのでわからせてあげた

この学校では、生徒たちの性の健康的な育成を目指して、性教育を適度な段階で行うことが義務付けられております。

そのような背景のもと、身も心もまた未熟な乙女たちを対象に、性教育の専門家として活動している小林という男性教師がおります。

小林師は、その立場を利用し、彼女たちがまだ知識のない世界について、ある意味自分勝手に解説しちゃうという、ちょっぴり優越感に浸れる、とても充実した教師生活を送っていたのです。

しかし、一年間の授業の集大成を迎える、終業式の日がやって来ます。

というのも、翌日からは夏休みに突入し、生徒たちとの接触機会がグッと減ってしまうことを意味するからです。

そんな時期なので、最終日に自分の欲望をひとしきり発散する相手を探さなければならない小林師が見つけ出したターゲットは……反発心むき出しの少女、杏子ちゃんでした。

彼女は教えを受け入れるどころか、常に反論し、本当に頭にくる存在でした。

そんな杏子ちゃんに対して小林師は自由奔放に振舞い、自身の楽しみとしていたのです。

しかし、ある日突如、杏子ちゃんが言葉を尽くさなくなります。

抵抗しても無意味だと悟ったのか、何も言わず黙って彼の言動を突っぱねるようになったのです。

この生意気な態度を矯正すべく、小林師は杏子ちゃんに自身の教えをしっかりと認識させる決意をしたのでした。